儲け話も縁談と似ている。
まず人と人とのつながりを作り、その上で話が順調にいかなければ成立しない。
それも関係者の主観的な意向だけでなく、客観情勢が都合よくいかなければ
ダメであるから偶然性という要素が大きい(債務整理の際、注意)。
そこで、まずこの儲け話を持っていく。
断っておくが、ここはまだ債権回収(債務整理)の話でなく、詐欺師の手口の話
である。
儲け話であるから嫌な者はいない。
初めから金がいるとなると警戒もするが、そうでなければ、ひとまず身を乗り
出して聞く。
ところでこの儲け話というのが、決して架空のことではない。
ちゃんとした実のある話だ。実のある話をただで持って行くのは惜しい?
バカを言ってはいけない。
たとえ実のある話だって、九割九分までうまく進んで最後の一分で頓挫する。
分かり切ったことではないか。
この世の中に完壁な儲け話などが転がっているものか。
とはいえ九割九分まで進む話なら決して架空の絵空事ではない。
いや六割、四割でも実際に話が進めば、その段階までは立派なビジネスで大
威張りの話である。
架空の話でないから、むろん関係者も出現するし、事実関係もたしかに存在す
る(債務整理の際、注意)。
